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2019.11.15

木造住宅における木材の特徴について解説します。 ~2~

どうも!スタッフYです。タイトルの通り前回(11/1更新分)(https://yuzawa-arch.com/staffblog/95)の続きです。

 

今日は無垢材,集成材について紹介します。前回も先っちょだけ触れましたが、「無垢材」は伐採した木を乾燥させて作った「天然」の木材で、「集成材」とは、小さく切り分けた木材を乾燥させ、接着剤で組み合わせた「人工」の木材です。

 

では、家を建てる時には集成材がいいのか、無垢材がいいのか迷いますね。実際のところは一長一短です。それぞれどのようなメリットとデメリットがあるのかを説明します。

 

無垢材のメリット

無垢材の魅力は美しい木目です。木によってひとつひとつ違う木目は室内にぬくもりを生み出してくれます。完全オリジナルということですね!また、無垢材は長年使うことで、木目も美しくなっていきます。これは集成材にはない魅力です。また湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうとするため、室内の湿気を一定に保ってくれます。また、コンクリートより断熱効果があるため夏は涼しく、冬は暖かい部屋をつくることができます。

無垢材のデメリット

メリットでも紹介しましたが、無垢材はそれぞれ異なる性質を持つため扱いが難しい木材です。木が育った年数や環境,乾燥の度合い,木の種類などその違いは無数。この木の性質を理解し、適切に扱える大工さんは数少なくなっています。また無垢材は集成材に比べて反りや割れが出やすい木材です。そのため、長年使うと木材や壁にひびが生じたり、床に隙間ができやすくなります。

集成材のメリット

木材は根元から木の先まで使う部位によって、強度やしなやかさが異なります。集成材は性質の異なる部位を切り分けて接着しているため、品質や強度にばらつきがなく扱いやすい木材だと言えるでしょう。また無垢材のデメリットと反対に集成材の材料になる小さな木材はよく乾燥されているので、反りや割れが少ない木材です。

集成材のデメリット

集成材は人工物なので自然物の木材に比べて劣化が早いため、集成材は無垢材に比べて耐用年数が短いと言われています。また集成材に使われている接着剤の中には、シックハウス症候群の原因になる成分を出すものがあります。ただし、安全基準が設けられているため、そこまで神経質になる必要はありませんし近年は悪成分を出さない接着剤も開発されていますので、一概に体に悪いとは言い切れないでしょう。

 

以上がそれぞれのメリット,デメリットです。(一部ですが)

 

家は一生の買い物と言われるくらいです。家を建てる時にその価格はとても重要です。気になる価格ですが、一般的には集成材の方が安いとされています。一本の木から取れる木材の量が限られている無垢材に比べて、集成材は小さな木材を切り出せるのでその分多くの木材をつくることができ、価格が抑えられるのです。しかし長年住むものですから、すぐにダメになってしまってはいけません。価格だけで選ばずに、長年の使用に耐えうるものなのか吟味が必要です。

う~ん、非常に迷いますね。でも迷うのも醍醐味のひとつだと思います!(笑)