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建物の定期調査(点検)業務について

定期調査業務とは、不特定多数の人が利用する建築物(特殊建築物)に対して資格者が調査・検査をし、行政庁に報告をします。

思わぬ事故を未然に防いだり、災害等の被害を軽減したりといった安全の確保はもちろんのこと、建築物を長持ちさせるためにも

とても重要なことなのです。

 

ゆざわアーキデザインは定期点検業務に関しても、学校や庁舎をはじめとした公共建築物や皆様がよく利用されている店舗まで

多数の実績がございます。

 

こちらはとある店舗の調査を行った際の写真ですが、基礎にクラック(ひび割れ)が発生しています。基礎にクラックが発生すると雨水がコンクリート内部に

浸入し、内部の鉄筋が錆びてしまい強度低下に繋がります。最悪地盤沈下が発生し、建物が傾く原因になります。このくらいの大きなクラックになると

補修が必要になります。

 

こちらは公共施設の調査を行った際の写真です。外壁にクラックが発生しています。(画像左)クラックの幅が小さければ早急な補修は必要ありませんが、1mmを超えてくると

雨水が浸透し外壁の内部を腐食させたり、内部の壁にまで雨漏れを発生させてしまう場合があります。

また右の画像は非常用照明の点検をしている様子です。非常用照明は、地震や火災などの災害時に停電した場合の緊急時に安全かつ迅速に避難するための器具です。

バッテリーが切れていないか、点灯は正常かを一つひとつ丁寧に点検します。

 

建物は人々の生活においてかかせないものです。定期的かつ継続的な検査や対策によってより安全、安心できるよう心がけています。