公共建築物の外壁調査診断
公共建築物の外壁の外壁打診調査についてです。
調査対象となる外壁の仕上材は、剥落の恐れがある仕上げで主にタイル貼り,モルタル塗りなどがあります。
建物の規模により、調査方法が変わってきます。二階程度の低層の建物であれば脚立等を用い打診も可能ですが、それ以上の高さの場合は高所作業車を用いての確認となります。ただし、高所作業車が入れる場所に限られます。
仕上げの不具合には、浮き,ひび割れ,剥離等があり、いずれも剥落事故の原因となってきます。
打診棒を使っての打診の様子です。
高所作業車を用いての作業の様子です。
こちらはタイル面が割れ、欠損が起こっている様子です。
こちらはモルタル面にひび割れが起こっている様子です。
こちらはモルタル面に塗膜の浮きが起こっている様子です。
不具合による事故が起こってからでは遅いので定期的な調査が必要不可欠です。