INFORMATIONお知らせ

ツーバイフォー住宅の累計着工数が300万戸に

ツーバイフォーニュース

https://www.2x4assoc.or.jp/builder/news/files/news_200819_300.pdf

一般社団法人
日本ツーバイフォー建築協会 (会長:池田 明 三井ホーム株式会社 代表 取締役
社長 > は、 1974 年の ツーバイフォー工法オープン化以降の ツーバイフォー住宅 累計着工戸数
が 、 2020 年 3 月末に 300 万戸 に達し たことをお知らせいたします。
2000 年 累計 100 万戸、 2 011 年 累計 200 万戸)
ツーバイフォー住宅は、耐震性をはじめ耐火性、耐久性、省エネルギー
性など基本性能の高さが消費者の皆様に評価され、全新設住宅着工に 占めるツーバイフォー住宅のシェアは 12.1 、
全木造住宅着工に対して は 20.9 となっております 2019 年度実績) 。


歴史
ツーバイフォー工法 (枠組壁工法 は 19 世紀 に北米 で確立した建築手法で、アメリカ 、カナ
ダ等における住宅建築の 中心的工法となっています。我が国においては、 1974 年に 建築基準法
の技術基 準が告示 (=工法のオープン化 され、以降、さまざまな 研究 ・実験・開発がすすめ
られ 、その後 の法 改正 など が行われてきました 。 ツーバイフォー住宅は、 工法 オープン化当初 2
階建てからスタートし、 1987 年には 正 3 階建て 、 そして、耐火構造大臣認定の取得により 2004
年には 4 階建て、 2016 年には 5 階建て以上の建設が可能になるなど、 階数や規模、用途を拡げ
進化を続けてきました 。
主な実大実験 その後の法改正等 1978年小屋裏利用3階建てタウンハウス構造・火災実験
1982年小屋裏利用3階建て住宅の建設が可能に

1987年正3階建て実大構造・火災実験
1987年正3階建て住宅の建設が可能に

1991年木造3階建て共同住宅実大火災実験
1992年木造3階建て共同住宅の建設が可能に

1996年市街地火災木造3階建て共同住宅延焼性状火災実験
1997年準防火地域で木造3階建て共同住宅の建設が可能に
2004年「1時間耐火構造」大臣認定の取得により、4階建ての建設が可能に

2016年「2時間耐火構造」大臣認定の取得により、5階建て以上の建設が可能に

■耐 震性
工法オープン化以降に発生した 阪神・淡路大震災、 東日本大震災、熊本地震 で は多くの建物
に被害が発生しましたが、ツーバイフォー住宅については 、協会会員による調査の結果、 「被害
なし」・ 「多少の被害」が 約 97 %以上を占めていることが 判明し ました。
これは、ツーバイフォー住宅の構造が地震の力をバランスよく分散させる「六面体構造(箱
構造)」であること が大きな要因となっています 。また、 工法 オープン化 当初より 建物の性能、
品質を確保するための 厳しく精緻な基準 (仕様規程 が 設定さ れたこと も要因として挙げられ
ます。
熊本地震の際のツーバイフォー住宅 の被害状況調査 結果
震度6 弱以上のエリアにおいても ツーバイフォー住宅は
「被害なし」・「多少の被害」の住宅が 97 %以上を占めました。

ツーバイフォーニュース

https://www.2x4assoc.or.jp/builder/news/files/news_200819_300.pdf