イングランド紀行(3)
アングロスクール(Anglo School)はロンドン郊外のクリスタルパレスにあった。チャーチロード(Church Road)に面した閑静な住宅街でイギリスらしさを感じた。この学校には世界各国から生徒が集まってきた。ヨーロッパ各国、インドネシア、スリランカ、アルゼンチンなど、人種のるつぼだった。
現在ネットで調べてみると、どうやら建物はそのままで学校は閉鎖されてしまったようだ。フェイスブックに卒業生のコミュニティーができていた。
この写真は初めてのクラスのメンバーだったと思う。それぞれ社会人だったり、学生で4週間ぐらいの休暇を取って英語を習いに来ている。長い休暇が取れることが驚きだった。そしてそれぞれのお国訛りのある英語をしゃべった。彼らはよくしゃべった。こんなに話ができるのならわざわざ勉強に来なくてもいいのではないかと思ったけれど、筆記試験は苦手の様だった。ある時筆記テストがあって、私はどうも一番だったらしい、先生から日本人は筆記試験は得意だねと褒められたような、けなされた様なことがあった。これだけ色々な国の人がいる中で、授業を受けるのは楽しかった。それぞれのお国柄がある。特に英語で寸劇をやったことがとても印象に残っている。みんな明るくてオープンマインドですぐに友達になることができた。
この写真はドイツ人のフランツ(Franz)で唯一ドイツから車で来ていた。みんなで車に乗って湖に出かけた時の写真