イングランド紀行(2)
その後N君の語学学校のある確かトーキー(だったと思う)に行った。ロンドンから列車に乗り途中ニュートン・アボット(Newton Abbot)で乗り換えがある。乗り越しては大変だと必死にアナウンスを聞いていた。というのも日本の駅の表示には、その駅と前の駅と次の駅と表示がされていると思うが、イギリスではその駅の名前しか表示がなかったと思う。注意して寝ないように聞いていたがなかなかアナウンスされなかった。そうするうちにニューナバ、ニューナバというアナウンスが聞こえた車窓を見ると確かに(Newton Abbot)と表記されていた。ここだーと慌てて列車を飛び降りたことがあった。後でtの音が消えて nとAがくっついてこんな発音になったんだなと思った。表記と発音が違うのがある種英語の難しさだ。簡単な単語でも書き方を思い出すことが難しい時があったりする。これも大きなカルチャーショックだった。やっとのんびりして海水浴ができた。イギリスの海岸は砂というより砂利という感じだった。その後私は一人ロンドンに戻りアングロスクールという語学学校に入学した。