断熱と結露

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更新日 2008-06-24 | 作成日 2007-09-14

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断熱と結露

◎断熱はなぜ必要なのか?
現代の生活は夏は涼しく、冬は暖かく、機械的な方法で室内の気候を快適に保つため。そしてその熱効率をよくすると言う考え方から、断熱が必要になってきます。

概念図

断熱構造.JPG◎結露とは?
結露は空気が冷たい部分に触れたときに、空気中の水蒸気が水に変わる現象です。

◎冬におこる結露
冬には室内の暖かい空気には水蒸気が沢山含まれていて、これが屋外の冷たく乾燥した空気の方へ移動しようとします。
それは建物の隙間からだけではなく、材料そのものを通しても水蒸気の移動がおこります。この移動をそのまま許せば、断熱層の屋外側の低温となっている部分で結露してしまいます。
したがって、断熱構法の基本としては、断熱層の室内側では水蒸気を遮断し,室内側では水蒸気を滞留させずに屋外に放湿する構成とし、断熱層自体は建物内部を切れ目無く連続して覆って、熱を逃がさないようにします。

◎夏におこる結露
夏におこる断熱・気密壁体内部で生じる結露が心配されています。夏の結露は、外気の持っている水蒸気や、壁内の木材から出る水分が結露の原因となります。十分に乾燥した材料を使うとともに、外気に対し解放し徐々に乾燥していくことを妨げない構造が必要です。最も注意が必要なのは、床下空間です。地盤表面温度と放射による床断熱裏面温度の低下によって夏型結露の条件となります。床下は出来るだけ外の環境に近づけておくことが必要で、床下の高さを十分確保することや、換気口の設定にも十分注意が必要です。

◎昔の知恵
私の子供時代の家は夏を旨として作られた、古い農家住宅でした。
長い庇が深い陰を作り、縁側が周り、開放できる建具、高い天井、厚い茅葺きの屋根、通気性の良い縁の下などが,暑い夏の日でも涼しさを感じさせてくれました。畳に寝転ぶとひんやりとした感じが伝わってきて,夕立が来ると乾いた土に一瞬土煙が上がり,涼やかな風が家の中を吹き抜けて行きました。
そのかわり冬は大変寒かった。炭で起こした炬燵と火鉢が唯一の暖房装置でした。すきま風はどこからともなく入り,厚い綿の入った丹前をきて炬燵に入っていました。 そんな記憶がよみがえってきます。そしてそれがエコロジカルな生活だったのだろうなと思います。
しかし今そんな生活に戻ろうと思っても,なかなか難しいことだと思います。ただ昔の知恵を取り入れた家づくりもこれから必要なのではないかと思っています。そしてこれからは太陽光や風、地熱を利用した冷暖房の開発がさらに進むのではないかと思われます。